忍者ブログ

ミドリマツベーカリー

宮崎市内のパン屋365日

クーリ・くりごはん♪

ミドリマツベーカリー、マダムです。


今年も、あれよあれよという間に、残り2か月となりました。

今年は、コロナに加えウクライナ攻撃が始まり、エネルギー・食料不足と円安、

そんなニュースに胸を痛めつつも、日々の暮らしは毎日続きます。

今年から週のお休みが1日増えたワタクシどもですが、

これまでお休みの2日間は、ガッツリ仕込みや家事やその他所用に費やしていたため、

ようやくこれまでに保留していた私的な案件に取り掛かれる・・!と

踏み出したら、結果、ちっとも余裕の持てないシェフなのでした・・・。


仕事と余暇のバランス。

周りを見渡せば、仕事もしつつ趣味も満喫している方もいらっしゃれば、

もう家には寝に帰るだけ!・・・という方もいらっしゃいます。

人によりけりで、比べるものではないということが、ようやくわかってきました。

それぞれの立ち位置で、楽しくやればいいじゃない!・・・という結論。


ちょっと余裕のできたマダムは、今年はこれまで必要最低限でこなしていた

家の中の整理とか料理とか掃除とかエアコンのランプが点滅しててもすぐ対処できないとか

月一回の不燃ごみ、出しそびれた~!とか

そおいうのが、けっこうストレスだったのですが、

おかげさまでずいぶんと解消いたしました。


先日10数年ぶりに、いただいた栗で栗ご飯を作りました。

ご存じの通り、栗の皮むきって大変・・・。

でも、すんごい勢いで栗をむき、栗ゴハンと創作料理2品を仕上げました。

栗ゴハンが、あまりに美味しかったので、冷凍して東京にいる母親にも

食べてもらいました。

ささやかなことだけれど、栗ご飯をお母さんに食べてもらったことが

このうえなく嬉しくて大満足なマダムです。



(ご近所さんが、山で拾われた栗!ごちそうさまでーす。)


PR

お仕事。

ミドリマツベーカリーです。


今日も暑い一日でした。

今日で6月も終わり・・・ってことは、一年の半分が

終わったってことなんですね。


みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

マダムです。


外出すると、隙を見て書店に入り、制限時間いっぱい

店内をウロウロして面白そうな本を物色してます。


ずーーーーっと見ていたいのですが、

いつもほぼ同じエリアにて時間いっぱいとなってしまいます。


その日、

何気なく普段はチェックしない本棚を眺めていたら

マダムの大好きな作家(故人)の、初めて見る対話集を見つけました。


パラパラめくってみると、64年前の若かりし美輪さんとの対談が載ってたりして

すごーーーく欲しかったのですが、ちょうど時間になってしまい

急いで戻らねばなりません。


その本は、かなりマイナーなエリアにポツンと紛れ込んでいたので

きっと誰にも見つからないであろうと思い、この次にしようと元に戻しました。
(もうずっと前からそこに紛れている感じだったし。)


そして愉しみに愉しみに翌々週、真っ先にお目当ての本棚に飛んでいくと


  あれ・・・? 見つからない・・・・。


普段よく見ない本棚だったし、急いでいたので出版社もタイトルも虚覚えです。


心当たりを何度も何度も探したけれども、やっぱり見つからず、

それらしき本を検索してけれども店内には、既にありませんでした。


 あーあ、欲しいと思ったら、すぐに買わなくっちゃダメなんだー。


人生の教訓です。


が、しかし、ネットで検索したところ、出版元にはもうなかったものの、

古書で手に入れることができました。
(・・・時代だなぁ~。)


ずいぶん前に出版されて

ポツンとマイナーな本棚に紛れ込んでいたあの本を

このタイミングで買っていった人は、一体どんな人なんだろう???


・・・と、想像してみるとともに、


ネットでサクッと手に入ってしまうのは、

すごーく便利で嬉しかったけど、

手に入れそびれて、ジリジリ悔しがるのも、またそれはそれで

なにか別のものを得られるような気もいたします・・・。  




(美しいしごと。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

今月は、建物の外壁補修をしていただきました。

いっとき、足場を組んでのことでしたので、ご来店いただいた

お客さまには、やや駐車しにくいこともあったかと存じますが、

無事に終了いたしました。

ありがとうございます。


貼ってある養生テープからして美しい。

職人さんのプライドを感じました。

職種は違えど、私どもも背筋が伸びるようでした。


この建物も築40年。

これからも、よろしくね。

ちなみにマダムは6月生まれ。

これからも、一緒に頑張ります。

どうぞよろしくお願いします。




今日も、生活は続く。

ミドリマツベーカリーです。


マダムです。

大変に遅くなってしまいましたが

ゴールデンウィーク期間中は、たくさんのお客さまにご来店いただきまして

本当にありがとうございました。


ゴールデンウィーク明けと、この時季の安定しない気候により

『あ~、だるいわぁ~。』と五月病というのが存在するのかしら・・・と

毎年おんなじようなことを思っているうちに

もう来週には6月!!


仕事もプライベートも、アレしてコレして・・・と

アタマの中で計画しているうちの

ホンのわずかにしか、手をつけていない、

もしくは全くの手つかずのままの状態で

(・・・なんか、時間の使い方、間違ってない?ダイジョーブか?ワタシ。)と

ちょっと不安になったりもしつつ、

最終的には、

ま、ちょっとずつでも前進してるからよし!と 納得するようにしています。



ところで、

フツーに暮らしてるだけでも、『なんて家事って多いの!』・・・と

(生活の重さ)のようなものをひしひしと感じるようになりました。

年齢を重ねるにつれ、比例するように

生活の重さ(=大切さ)も、ひしひしと重くなってきたようです。


食事の支度も、お掃除も、ごみ捨ても、洗濯も、

もっと若い頃は、

チャチャッと片付けて、とっとと遊びにいこう!

もっと言うと、合間に家事をやっつけていた感があったのですが、

だんだんと仕事するにも、遊ぶにしても、

突き詰めていくと、ベースとなる生活がしっかりしていないと

どこか不安定になっちゃうよなぁ・・・と

思うようになり、真面目に家事と向き合うように。


加えて、

以前にも増して、健康にも環境にも気を使うようになり、

そして、自然と手間は増えてゆく・・・。


 家事= やってもやっても終わりがなくって、当たり前のことのように評価されにくくて、
     故に地味。


そんなふうに思うこともありましたが

能動的に取り組むことによって、自分が我が家の生活を担っている!・・・と

最近ではなんだか家事を担当してることが、

誇らしくさえ思えるようになったマダムです。


今日も生活は続く!



(ダンさんの足の裏の毛。たまに見かけるおじいさんの耳毛みたい・・・。)


ある日の007。③

〈 前回より続く。 〉

ある日、テレビで『カジノロワイヤル』を放送していたことから

遠い日の記憶が、蘇ってきたマダム。

ところで・・・こちらの映画、

子供の頃、お父さんが観ていたスパイ映画の007と

あまりに違う趣きにビックリ。

まるで『オースティン・パワーズ』・・・と思ったら

『オースティン・パワーズ』が『007』のパロディーだったこと、

ジェームズボンドは、たくさんいることを初めて知りました・・・。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

中国でカジノロワイヤルのサントラCDを買ったのは、

きっと日本で買うより安かったから。

無事、帰国したマダムは、気持ちも新たに再びパン製造の仕事に就くことに。


当時は、仕事の休みの日には、本当によくパン屋さんに行ってました。

とりわけ好きでよく行っていたのが、

・プランタン銀座の地下にあった『ビゴの店』←工場ガラス張りでいつも見学。

・ヒルサイドテラスの地下にあった『ヒルサイドパントリー代官山』← 同上

・原宿の『オーバカナル』←黄色い袋が可愛かった・ギャルソンがカッコイイ。


周りにパン屋で働く友人・知人が多かったので、飛び交う情報量は多く、

都市伝説的な噂話も語られていました・・・。(笑)


(当時のヒルサイドパントリーの写真がありました。)


思い返すと、完全にパンヲタだった当時のマダム。


今やすっかり落ち着いたものですが、ナニカに夢中になった思い出があるってのも

なかなか良いものかも・・・と思わせてくれた

 ある日の007 なのでした。








ある日の007。②

ミドリマツベーカリーです。


週末は、とても良いお天気でお出かけ日和でした。

そんな気持ちの良い週末、お店に足を運んでくださったお客さま、

本当に、ありがとうございました。



マダムです。

前回のお話しの続きを。

マダムが東京でパンにどっぷりと浸かっていた当時、

若かったマダムは、仕事でしっかりと痛い目に遭い、

すったもんだで勤めていた会社を退職しました。


その頃、親しくしていた人のお兄さんが中国に短期留学していて

誘われるまま、一緒に中国へ遊びに行くことに。

『中国、面白いから一度遊びにおいでよ。』と言われていたのですが、

マダムは、やっと退職した職場のアレコレで傷心のままに出発。

バックパックの貧乏旅行です。


・・・初めて行った中国は、驚きの連続でした!


まず、到着した空港のトイレに個室のドアがなかった・・・。


お兄さんの考えてくれた旅行の工程は、

少数民族の村とか、なんでも治せる漢方薬を調合してくれる名医のいる村だとか、

2週間弱(←だったと思います)の大移動・見所満載のコースでした。


 ・食堂で出された水・氷は飲んだらダメ。←お腹壊す。

 ・瓶ビールと一緒に出されたコップは、持参の水ですすいでから使用。←お腹壊す。

 ・トイレットペーパーは、常に持ち歩く。←トイレの紙は持参。

 ・シャワー、お湯出たらラッキー。←まず確かめてからじゃないと危険。


そんな現地での常識は、すぐに飲み込んだマダムですが、

とても印象に残っている場面がいくつかあります。


移動で利用した長距離バスは、寝台バスとは言いながら

割り当てスペースもなんだか曖昧でキムチの匂いが充満してました。
(車内、真っ暗。)

現地の人と一緒のギュウギュウ満員バスで毛布にくるまり深夜の移動。

  数時間のち・・・トイレに行きたい・・・。

唯一、中国語の話せるお兄さんが、運転手さんに伝えてくれました。

バスが止まると、他のお客さんもバラバラと外へ。

なーーーーんにもない暗闇。ただ一直線の道路があるだけ。

(ふんふん・・・道路脇の草むらで用を足すのね・・・。)

真っ暗闇を見上げると、満天の星空。

(あぁ、ここで置いて行かれたら喋れない私は二度と日本へ帰ることはできないかも。)

点呼なんてもちろん取ってないし、人数すら数えてなさそう。
(当時、マダムは携帯も持ってなかった。)

全力ダッシュでバスに戻りましたが、あの真っ暗闇で見た満天の星空は

忘れることができません。


別の日、トレッキングにて。

なーーーーーんにもない山道を、てくてくと歩いていました。

途中、欧米からの旅行者らしいカップルの女性の方から英語で

『日焼け止め、持ってない?』と聞かれたっきり、

誰ともすれ違わず、ひとっこひとりいない山道。

なかなかの道のり。だんだんと、みんな無言に。

途中から、各々体力に合わせて

歩いたり、ちょっと休んだり。

前後、視界に入らないほど離れてしまい、見渡す限りひとりっきりで、

片側断崖絶壁の山道を歩いているときのこと。

(ここでもし、崖から落っこちたら、目撃者はゼロ。どこで落ちたかもわからないし、
 いなくなったことすら、わからないかも。)

広大な大自然の中で、クタクタで、そんなことをぼんやり考えてたら

東京で傷ついたすったもんだのことなんて、

ものすごーーーく、ちっぽけなことに思えたのです。


(元はと云えばバカラック。)


世界はうーーーんと広いし、生きていればどうにでもなるさ!!


傷心で出かけた中国旅行は、その後のマダムを勇気つけてくれることになりました。








カレンダー

02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

最新コメント

[03/29 いけ]
[01/20 たかせ]
[07/21 ハム]
[12/13 みどりまつ。]
[11/28 ☆]

プロフィール

HN:
ピエール。
性別:
非公開
職業:
パン屋サポーター
趣味:
パンとワイン
自己紹介:
美味しいパンとワインがあればゴキゲン!!!(あ、チーズもね。)

ブログ内検索

アクセス解析

忍者アナライズ

お店について

お店の場所

〒880-0912   宮崎市大字赤江1383 ℡0985-59-2067

営業時間   am7:00~pm6:00頃(お電話で確認していただけると助かります)

Copyright © ミドリマツベーカリー : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]