ミドリマツベーカリーです。
気が付けば、もう来週は、2月に突入。
お正月気分は、どこへやら。
すっかり日常の生活。
2017年は、そっとスタートし、早くも、12分の1が過ぎようとしています。
うかうかしてらんないねぇ。
・・・なんて、思ってみたところで
マダムの場合は、毎日
『ふぅ、どうやら、今日もなんとか無事に終わったみたい・・・。』
と
うかうかするほどの余裕もなく、ふと振り返っては、
『おっ、もうこんなところまで過ぎているのか!!!』って
やっと気が付き、感慨深し。
ところで、
ご存じの方もたくさんと思いますが、
ミドリマツベーカリーは、宮崎空港にほど近く、近くには、航空大学校があるのです。
週末になると、パイロットの卵であろう学生さん方が
パンを買ったり、食べたりしにやって来ます。
確かほんの数か月で、また他の場所へ移られるとのことで、
そんなに短い期間ながらも
なかには、とても懐っこい学生さんもいて
お正月明けには、帰省した際のお土産を
『これ、みなさんでどうぞ。』と
手渡してくれました。
このことからも、わかるように、マダムの個人的な感想として
航空大の生徒さんは、みな礼儀正しく、とてもお行儀が良い。
毎週のように数人でイートインする学生さんたちは、
いつも、とても楽しそうに過ごして、
最後はみんなでお皿をキレイにまとめてテーブルの上もキレイにして、
きもちよーーく帰っていきます。
マダムが、バッタバッタしてるときなんて
前の人の置きっぱなしのお皿とか、
まとめて持ってきてくれたりなんかしちゃう。
(それも、控えめにさりげなく。)
うぅむ、パイロットになるには、やはり品格も持ち合わせていないと、ダメなのだな・・・
なーんて、感心しちゃう。
(もしかして、たまたま、このような生徒さんが、来ているのかもしてませんが。)
そして、マダムは思い出したことがあるのです。
帰省した学生さんにベルンのミルフィーユをいただいたのですが、
ずっと以前、マダムの日本橋でのOL時代、このベルンのミルフィーユ、
お客さまの手土産等でいただくことがダントツに多く(あとは、ヨックモック)、
当時の記憶が一瞬で蘇ったのです。
そう、おんなじようなことがあったのです。
会社の近くに小さなコーヒー屋さんがあって、
ランチの後には、界隈にお勤めのオジサンたちがイッキの押し寄せるので
ひとりでお店をやっていたマスターは、てんてこまいして
途中からは
空いているテーブルを片付けずに、
『ごめんなさい!!!いっぱいです。』
と、お客さんを断っていました。でも
マダムと同期のいっつも一緒だった友人、2人で店をのぞくと
『あぁ、君たちか。いらっしゃい。』と入れてくれたのです。
今、思うと、いっつも一緒だった同期の梅ちゃんは、とてもサービス精神が旺盛で
『はいよ~、マスター。』とかなんとか言いながら、
じゃんじゃん、テーブルを片していたような記憶があります。
そして、どんなに忙しくてもコーヒーゼリー入りのパフェを作ってくれました。
きっと、梅ちゃんが、いい子だったからだと思います。
マダムはというと、当時は今よりも、もっともっとパヤ~ンとしていたので、
おそらく、ちょこっと手伝うくらいだったんじゃぁ、ないかなぁ。
まさか、何年も後になって、自分がマスターとおんなじように、テンテコマイして
テーブルをそっと片してくれるような若者に、(あぁ、ありがたい・・・)って思うなんて
当時は思いもよらなかったことです・・・!!!
若かりし頃のマダム、マジでうかうかしてました(笑)。
(懐かしいなぁ。マダムの見慣れてるのは、花柄のパッケージ。会社のお向かいが三越でよく会議のお弁当とかのお使いに行って、関係ないお菓子とかつい、見ちゃったり・・・。)