ミドリマツベーカリーです。
ある日のこと。
『店内に置いてある本をぜひ譲ってほしい。』とおっしゃるお客さまが。
たま~に、『この本、どこで買ったんですか???』と
訊かれることは、ありますが、
『譲ってほしい。』というのは、初めてのこと。
ちなみに・・・どちらの本かとお尋ねしたところ
『たけしくん、ハイ!』。
(マダムが、小学生か中学生の頃に、買った本。)
古い本です。
それなりに思い出もあるし、そもそも値段がつけられません・・・。
その方は、すごく欲しかったようで、ガッカリされたご様子でした。
・・・気になったので、後日、ネットで検索してみると・・・
売ってるじゃありませんか!!!古本が。(¥1~。)←!!!
・・・教えてあげたい。
ちなみに、
マダムは、高校生の頃から毎号買ってた雑誌『オリーブ』を捨てることができなくて
今でもたくさん持っているのです。
何年か前に、なんとなく検索してみたら
一冊当たり号によっては、けっこうなお値段で売りに出ていました。
その昔、
マダムが若いころ、同じように
『ジュニアそれいゆ』とか『ひまわり』とか欲しくて欲しくて
神田の古本屋さんを探し回ったことがあるのです。
なかなか売っていなくて、やっと見つけた一冊。
今でも大切にとってあります。
(今見ても、どっちも本当にいい本だと思う!!!)
この『ジュニアそれいゆ』は、当時のマダムにとっては思い切った買い物でした。
(それでも、欲しかったんだよなぁ。)
世間的に高かろうが、安かろうが、
好きなものは好き。
自分の価値観は大切。