ミドリマツベーカリーです。
新型コロナウィルス感染予防のため
当面の間、
店内でのご飲食を見合わせることにいたしました。
ご理解、ご協力のほど
よろしくお願いいたします。
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連日、コロナウィルスのニュースばかりで
気持ちもなんだか沈みがちです。
そんな中、せんじつ複数のお客さまから
『猫ちゃん、元気ですか?』と
声をかけていただきました。
『女の子だと思っていたけど、團十郎で男の子なのね・・・。』とも。
我が家の猫のお話なんて、キョーシュクですが
本日は、ウチの『ダンさん』のお話を。
(あ、ちなみに、れっきとした女の子です。)
團十郎という名前はシェフが命名しました。
シェフが幼少のころ、自宅で飼っていた狆(ちん)が、
同じような模様で『團十郎』という名前だったから・・・。
(隈取みたいだから・・・ってことですね。)
動物を飼う予定なんてまったくなかったのですが、
マダムは、
もし飼うとしたら、ダンゼン猫派!!・・・
と思っておりました。
なぜなら、
猫は放っておいても、
勝手にやってくれそうなイメージがあったから。
ところが
そんなマダムの予想は、見事に裏切られ
マダムは生まれてこのかた、こんなに猫になつかれたことはない!!!・・・ってくらい
ダンさんは、なぜかマダムにベッタリになり
帰宅したマダムの姿を見るや否や、
『え~、いたの~??!』と言わんばかりに駆け寄ってきます。
うんと疲れてるとき、放っておいて廊下に閉め出すと
怒って、マダムのスリッパを蹴って、噛んで、投げて、ボッコボコに・・・。
最初はそれで済んでいたのが、
そのうち引き戸の上半分、障子張りの部分にジャンプして障子紙を破り
部屋に侵入してくるように!!!
・・・そこからしばらくは、いろんな紙と布テープを張っては破られ、(またははがされ)、
張っては破られ・・・の繰り返し。
さすが、ノラ出身。根性があります。
今度は破られまい!!!・・・と強固に張り付けても、ガラス部分に
中吊りになってお腹のダンダラ模様を見せながら、絶対に、あきらめません。
・・・サザエさんちのタマみたいだったら、
部屋に入れても全然問題ないのですが、
とにかくじっとしていない。 いたずらばかり。
眠っているときに侵入されると
マダムのアタマをガブガブ噛んで
『遊んで~。遊んで~。』攻撃。
猫を飼うって、全然、思ってたのと違う・・・!!!
こんなダンさんですが、後日談がありまして。
家で飼うことに決めてから、しばらくして
獣医さんのところへ連れて行ったら
先生に
『2週間くらいで、こんなになつくなんて、野良じゃないのかも。』と
言われました。
もしかして、
元の飼い主さんが、探しているかも・・・と心配になったのですが、
正式にウチにひきとって、しばらくしたころ、
ご近所にお住まいの方が、お店にいらして
『あの猫、パン屋さんが飼ってくれたんですってね!』と言われました。
話を伺うと、私たちがダンさんを見かけるずいぶん前のもっと子猫の頃から
そのお宅のゴミを漁りにきては、犬に吠えられていたんだそう。
小さくて可愛かったから、そのお宅でも飼いたかったけれど先に犬がいたから
あきらめて保護団体に連絡して捕獲しようと試みたけれど、
餌を仕掛けておいても、絶対に捕まらなかったとのこと。
『よかった!!ウチが飼っていたわけじゃないけど、よろしくお願いします。』と
帰っていかれました。
飼い猫じゃなくてよかった、という思いと
ダンさんは、そんなに小さいときから、ひとりで生きてきたんだ・・・苦労してんだなぁ・・
という思い。
今や、すっかり毛並みもフサフサになって、我が物顔で甘えてくるダンさん。
手がかかって、メンドクサイやつですが、
ずっと仲良くしようと思っております。
(今日も、元気いっぱい。おそらく今月で1才。)
『ごはーーーーん!!!!』
『あそんでーーーーーー!!!!』