ミドリマツベーカリーです。
4がつ・旅立ちのシーズン。
実家を出て一人暮らしを始める娘さんと一緒に
パンを買いに来てくださったお客さまとお話していたら
マダムも
初めて親元を離れて上京した当時のことが思い出されて
うんと懐かしい気持ちになりました。
ミドリマツベーカリーの近くには、航空大学校があって、
学生さんが、よくパンを買いに来てくれるのです。
せんじつ、
いつも、学校のジャンパーを着てお店に来ていた学生さんが、
私服でやって来て、宮崎を離れることになったと挨拶をしてくれたのです。
いつも、どちらかというと寡黙なかんじの彼が、
最後に、ビシッと
『毎週、美味しいパンを食べて、頑張ることが出来ました。』と
言ってくれたときは、涙がジワリと溢れそうに。
(仕事中なので、ひっこめました。)
マダムよりも、ずっと年配で立派な立場にある方(後日、たまたま他の方から教えていただいた)が、
やっぱり、ある日突然
『今日で退職しました。今までありがとうございました。』と挨拶してくださったときも、
本当に驚きました。
そんなことを言ってもらえるなんて、思ってもいなかったからです。
誰かに喜んでもらえたり、なんかしらでも、お役に立てたりすることが
お店をやっていて、一番の喜びであり、やりがいであるとマダムは思っています。
そして、
ここぞというとき、しっかりと言葉にして伝えることの大切さを改めて感じました。
新年度のスタート。
あったかい気持ちで日々、過ごしたいものです!!!
(彼の定番、B.L.T.。)