ミドリマツベーカリーです。
ゴールデン・ウィークも、母の日も終わり、
気が付けば、もう5月も後半に突入。
全国的にそのようですが、
宮崎も寒かったり、暑かったりで、うっかり衣替えもできません。
(洗って片付けた冬物をもう一回、引っぱり出したり・・・。)
そんなときって、身体も疲れやすいそうですね。
みなさま、どうぞ、ご自愛くださいませ。
さて、こないだの土曜日の午後のことです。
週末には、パンが早めになくなってしまう日も、しばしばありますが
いっつもいっつも、
そんなに早くにパンがなくなってしまう・・・というわけでもありません。
もう何年も前からのお客さま・Eさんが、やって来ました。
「あ~、もうないと思った!!」と言いながら、
その日は比較的並んでいたパンをトレイに。
もしかして、パンがないかもしれないのに、
わざわざやって来てくださって
本当に、本当にありがたい。
せっかく来てくださったので、『食べていかれません??』とお尋ねして
イートインしてくことに。
・・・そのタイミングで、年配の男性がいらっしゃいました。
ご近所さんの親戚の方で、北九州からいらしたとのこと。
『食べてく!!!』とおっしゃって、
Eさんのお向かいに。
●突然ですが、ミドリマツベーカリーの面白いなぁ~と思うトコロ。
・日曜の朝など、パジャマ姿のご近所のお客さまと
ビシッと決めた遠くから足を運んでくださったと思われるお客さまが
並んで、パンを選ばれている・・・。
・お客さまが、お客さまに話しかけられたりする。
・残り少なくなったパンの配分を居合わせたお客さまどうしで決めてくださるときがある。
・店でお客さまが、偶然、お友達や知り合いに出会うのをよくみかける。
この場合、
決して近くではないところからいつも
わざわざ来てくださるEさん(ちなみに若くて美人さん♡)に
初対面のおじちゃんが、近所の子に話すノリでグイグイ話しかけるのです。
ホントだったら、その『近所の子』は、マダムのはずなんですけど
なにせお仕事の最中、まだまだやることはたくさん残っています。
たまに会話に参加しつつ、仕事をしながら様子を伺っていたところ、
・・・盛り上がっているのです!!!(笑)
全く面識のない、初対面の年の離れたお二人が・・・。
その光景を眺めて、マダムはしみじみと思ったのです。
(あ~、豊かだなぁ~。)
お二人とも、ヘンに構えていなくって、キモチにも余裕があって、
話題の幅も広く、節度を持ちながら、相手の話をきちんと聞いて、
(ちなみに最初は、ビートルズの話題から。)
どんどん会話がはずんでいました。
年を取っていても、若くっても、例えば国籍が違ったしても、
こんなふうに臆せずに、接することができるのは、
おそらく、人間が豊かなんだろうなぁ~と思わずにはいられません。
帰りがけ、Eさんに念のため聞いてみました。
『迷惑やなかった??』
『いや~、いろいろ聞けて楽しかった!』
Eさんは、途中おじちゃんのコーヒーのお替りもついでくれたりして
(とても自然に。)
マダム、ほれぼれ。
生きてると、調子の良いときも、悪いときも、いろいろありますが、
できるかぎり
キモチは豊かでありたいなぁ。
(ほんとに初対面・・・???)
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しばらくの間、お休みしておりました月曜日、
今週から営業再開しております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
(今週は、久しぶりの月曜営業だったので、誰も来てくれないのではないかと心配していた中、
パンを買いに来てくださったお客さま、本当にありがとうございました!!)